図面のデータ化(CAD化)
現代の建設プロジェクトでは、効率性と精度が求められます。特に、長年にわたり手書きで作成された大切な図面をデジタル化することは、その情報を保存し活用する上で非常に重要です。図面のデータ化(CAD化)は、紙の図面をデジタル形式に変換し、将来的な劣化から守るとともに、より広範囲な利用を可能にします。
手書き図面でこんな困ったことはありませんか?

- 図面の劣化、汚損、破損がひどく再利用できない
- 量に比例して保管場所の確保が必要
- 手書き図面では、お客様の印象が良くない
- 紛失(持ち出しなどによる)
- CADを扱える人がいない。パソコンが苦手
- 図面1枚・ワンポイントからでも対応してほしい
- 一般の設計事務所に頼むと料金が高い、なかなか頼みづらい
図面をデータ化(CAD化)するメリット
- 寸法通り正確な図面になる
- 転用しやすい(作図時間が大幅に短縮できる)
- 積算や3D化などCADの機能を活用できる
- データをレイヤー分けすることにより、図面内の必要な部分だけを確認印刷できる
- 線の色や太さを簡単に変更できる
- データを任意の大きさで拡大縮小できる
- 知りたい寸法がすぐに測れる
- 変換すると他のソフトにデータの受け渡しが可能である
- 遠くの人に瞬時にデータの受け渡しが出来る

業務の流れ
- お打ち合わせ
- 原稿をお預かりし
スキャニング前作業、データ入力箇所の確認 - 内容を確認しお見積もり
- Auto-CADにて作図
- 納品 CD、DVD、ハードディスクなど
ご要望に合わせた形式や媒体で完成データをご提供 - 納品・検収を終えた段階で
データなどはすべて削除・廃棄
サービス内容(対象となる媒体と主な変換形式)
建築図、設備図、構造図、設計図、詳細図、施工図、機械部品図、土木図、等高線図、地形図、各種申請図等あらゆる図面に対応しております。(青焼き図面、A0 長尺ものも可能)※A3サイズよりも大きいものからA0サイズまで対応しています。(A2、A1、A0、B2、B1)
変換後のデータ形式はdwg,dxf形式でお渡しをいたします。その他のファイル形式をご希望の場合はお問い合わせください。
CAD化 参考例
手書き図面とCAD化図面の比較


CAD図面にラスター貼付
DWG/DXFファイルにTIFF(ラスター/画像)をアタッチ(貼付け)

例1:スキャニングしたTIFファイル(ラスター)を貼付け、別の画層で追加領域をCAD(ベクター)作図。TIFF画像と追加領域を重ね合わせた全体をラスター・ベクターデータ混在原稿として印刷ができます。

例2:スキャニングしたTIFファイル(ラスター)を貼付け、別の画層で追加領域をCAD(ベクター)作図。TIFF画像と追加領域を重ね合わせた全体をラスター・ベクターデータ混在原稿として印刷ができます。